2011年2月 5日 (土)

さわひらき氏情報ー

あいかわらず勝手に応援中の さわひらき氏情報!

アサヒビール大山崎山荘美術館で、
「山荘美学 ~日高理恵子とさわひらき~」展が開催中ですね。
ここの美術館には11月に行ったばかりなんですけど・・・行けるかなあ・・
出品作品はたぶん見たことがあるが・・・あの場所で展示してると思うとなかなか興味深いですね。
行ければ行きたいなあ・・・。

そして「G-tokyo 2011」!
現代アートのトップギャラリーによるアートフェアです。
行ったことありませんが、超・見応えありそうだ! 行きたいぞ!!
アニッシュ・カプーアも宮島達男もみたいんだ!
中村拓志さんによるラウンジもつくられるそうな。
エキジビションの時なら行けるかな・・・

リンクは展覧会リストからー。

他にもいろいろ行きたいものがありますが・・・時間・・・が・・
シュルレアリスム展は死んでもいくけども。マグリット好きとして。
国立新美術館GJ! その調子で頼む!

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2010年10月22日 (金)

絶滅する手帳

ここ数年は COATED の蛇腹式バーチカル手帳を使っておりまして、
2008は「FLY」、2009は「OVEN」、2010は 「ZINO」と微妙にモデルチェンジしつつも、

どれも気に入っていたのですが

非常に気に入っていたのですが

・・・2011年版は蛇腹式は発売されないらしいです・・・
(生産コストの都合らしい)

・・・うおぉいぃぃ! 一体どうすればよいのだ!!??
なぜ私の好きな手帳はすぐに廃番になるのか・・・誰か教えてください(滂沱)
過去にも愛用していたDELFONICSのシステム手帳用リフィルが絶滅したりして
手帳探しの旅に出た時期がありましたが、
今度こそ安住の地が見つかったと思ってたのに!!!

もちろんCOATEDの別の種類の手帳は各種売っています。
それで我慢しようかとも思いましたが、

永字八法とかフォントサイズサンプルのページは!!??

ルート矩形の求め方とか黄金比の近似値は!!!???

蛇腹式の使いやすさはもちろんですが、これが好きだったのに!!!!
(別に全然使わないですけどね!) 
(でも使わなくても、あって欲しいページだった!!)

・・・はぁ・・・
しばらく旅に出ます・・・

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2010年9月29日 (水)

マグリット美術館

Magm

先日ベルギーのマグリット美術館に行きました。
ブリュッセルにある王立美術館に隣接してあります。
2009年6月オープンで結構新しい。 行きたかったんだ!!

テーマごとに展示されていてわりと見やすかったと思いますが、
個人的な感想を言えば、展示作品数が思ったより少なかったかな・・・
まあ客観的にみれば少ないという量ではないと思うのですが、
マグリット好きにとっては少ないんじゃないかなーという感じがしました。
あの倍くらいあったら幸せなのに・・・

あと常設なのかよくわかりませんでしたが、
順路最後の1室にわりと有名っぽいのがまとまって展示されていて(光の帝国とか)
ああ、時間がない人はここだけ見ればいいわけね、となんか納得しました。

そんでミュージアムショップを物色していたら、
マグリットのレゾネの2巻と4巻だけが残品処理みたいな感じで売っていたのですが、
それが

2冊で 15 ユーロ   

でした!! 1600〜1700円くらい。あああありえない!!! 安いよ!!! 
買いました。旅先なのに。超分厚くてでっかい本を。

2冊で 7 . 8  kg  ありました。

うん・・・いいんだ・・・! 重かったけど! 
マグリットのためだもの!

ジェット地区にあるマグリットのアトリエには辿り着けませんでした・・・
詳しい地図がなくてね・・・
最寄り駅からも案内板とか全然なかった(と思う・・・)ので、
あらかじめちゃんと地図を用意していくことをおすすめします。

10月は瀬戸内行きます・・・

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猫森集会2010も

谷山さんの猫森集会、行きましたよ、もちろん!
ABCD各プログラムを1回ずつ。楽しかった!
もはや楽曲リストをメモる余力すらないですけどね・・・

Bプロの「みんなで選ぶ谷山浩子ベスト32(+1?)」はなんか面白かったなあ!
でもよく考えたらBプロ1日目しか行ってない人は、ベスト16の人気曲を1曲も聴けないということだよな・・・
というか、AプロとDプロは基本ベスト32に入ってない曲だけで構成されていたということか・・・

・・・すごいですね!!
いや、なんかいろんな意味ですごい。
それだけ楽曲の数と幅があることもすごいし、
人気曲(メジャーな曲)を入れないでプログラム構成してしまうという
比較的常識的な客に対するKYっぷりもすごい。
(賞賛しています)
(今に始まったことではない気もする・・・)

ついでに谷山さんの ついったー から飛んで
「日めくり谷山浩子占い」 http://shindanmaker.com/5820
をやってみました。

「ぼやろぐの今日の運勢はだいたいこんな感じ。
『間の抜けた子守歌が丸くて四角い』…人生ってそういうものだよね。」

・・・うん、そういうものだよね。
これ面白すぎる・・・

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確実に老いがやってきている

・・・ような気がする今日この頃。
1年3ヶ月以上経過してました。 なんだろうこれ。

というか自分の過去の記事のリスト見たら、よくあんだけ文章書けたな自分!と思いました。(当社比)
今もう無理 (余暇時間?なにそれ?)

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2009年6月22日 (月)

月日が・・・

・・またうっかり経過しています。
生存報告しかないのかここは。

気づいたら前のログインIDが使えなくなっていた
ということさえ知らないで今日を迎えてしまいましたよ

昨年ほどじゃないにしろ
展覧会もぼちぼち観に行ったりしたのはあるんですが
アップするどころじゃありません。
もらってきたチラシをファイルに入れてすらいません。部屋に平積みです。
そうでありながら夜な夜な懐かしのDQ5とかDSでやってました。
あ り え な い ダ メ さ
(でもDQはやっぱりおもしろかった)

5月は大阪行ってインシデンタル・アフェアーズは見られました。
MEGA DEATH!!!! 
行ってよかった・・・
これはいつか感想メモらないといけないと思ってますがいつかはわかりません。

ネオテニージャパンと日本の美術館名品展はみましたが
阿修羅とルーブルはみられませんでした・・
しかも1月にオオタファインアーツでさわひらき氏の個展(新作有)を
やっていたことを、ものすごく今更ながら知って衝撃をうけています。
みたかった ーーーー!!!

気を取り直してとりあえずBunkamuraにマグリット観に行きます。
少なくとも「白紙委任状」と「囚われの美女」は出てるらしい。
チラシに出てた「囚われの美女」は、私にはあまり見覚えのない
バージョンのようなので楽しみです。
現物みたからといって感動が大きいかはわからないけど


そんでもってARTiTが休刊になってしまったので
そろそろ美術手帖とることにします。なんか自棄で5年購読の申し込みしました。割安だし。

おわり

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2009年4月17日 (金)

生きてます。。

なんていうか
1ヶ月以上たってるなあ


職場の部屋は引っ越すわ
自分の部屋は引っ越すわ
で 
ばたばたでございました。

そして新年度の仕事がごっさり
原稿作成のしごとは相当なげやりな感じで出したし

あ り え ね ー


ま いいや

とりあえずねます

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2009年3月 5日 (木)

さわひらき氏情報ー

バタバタしてるうちに更新が1ヵ月とんでました。

勝手に応援中のさわひらき さん情報!
下記の展覧会に出品されるようです。

「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」
2009年3/7(土)~5/10(日)
サントリーミュージアム天保山
(リンクは右の展覧会リストから)

広告トップに『Going Places Sitting Down』の画像が使われています。
来てますね・・じわじわ来てます。勝手に喜んでいます。

大阪はちと遠いんですが、
宮島達男の『MEGA DEATH』と
アニッシュ・カプーアも出るみたいなんで
 絶 対 見に行ってやる !

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2009年1月30日 (金)

壊れ、直り、また壊れ、そして

昨年末に読みとりヘッドが動かなくなった 
キャノンのスキャナーCanoScan LiDE90ですが、
一度は息を吹き返したものの、次に使ったらやはり動かなくなりました。

しかたないので、キャノンの修理センターに持っていきました。
カウンターでスタッフの兄ちゃんに症状を説明し、本体を預けて、
PCに接続して動作確認してもらったのですが。

戻ってきた兄ちゃん曰く、
「動きますね」

…うごかねーーーよ!!
つーか、うごかなかった!!ぜっったい!

「スキャンできましたが、ちょっとだけノイズが出るみたいですね」
…ノイズとかいう問題じゃない!! 
ヘッドが1センチしか動かなかったんだ!!!

「一応お客様のほうで読みとれないという症状があったということですので、修理になりますね。保証書お持ちですか?」

……………
保証期間が1ヶ月くらい過ぎてたので、修理費7,350円かかるなら新しい(別の機種)買おうと思っていたのですが、落としたり水こぼしたりしたわけではないということで無償交換してくれることになりました。
それは良かったのでまあいいんですけど。

数日後、交換するスキャナを引き取りに行ったのですが、
その時もらった修理票に
「故障内容:スキャンした画像に横方向のノイズが入る」
「確認内容:ご指摘の症状は確認できませんでした」

…そんな指摘はしてねえ!!!!

…なんか納得いかない…ですが、まあいいです。もとが安いし交換してくれたから。
でもやっぱり、よくあるんですか?ってききたくなった

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2009年1月 4日 (日)

壊れ、そして

展覧会のチラシをスキャンするのに
キャノンの CanoScan LiDE90 
を使っています。買ってから1年くらい。

コンパクトで安くて順調に使えていたのですが、
昨年末に突如 読み取りヘッドが動かなくなる現象がおきました。
初期位置から1cmくらい移動したところで、詰まったように止まってしまいます。
なので、スキャンされたデータは1cm以降びろーんと伸びた状態。
特に故障するようなことをしたわけでもなく、思い当たる節がないので
とりあえず縦置きから横置きにしてみたり、
何度か接続しなおしてみたりしましたが状況は変わらず。
もちろん移送時用のロックがかかっているわけでもありません。
これは正月明けに修理に出すしかないか…と思っていたのですが。

正月明けて今日
最後のあがきで 手で叩いてみたら、

な お っ た…


(※不調のスキャナを叩いて余計に壊れても当方責任は持ちませんのでご注意下さい)

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2009年1月 3日 (土)

もうすぐ仕事がはじまる…

正月というのはあっという間にすぎる…ものですね。
どちらかというと休日があっという間にすぎるというべきか。

今年になってからは
例の如く実家でだらだらして
猫と戯れたり
猫と一緒にごろごろしたり
Nintendo DSでリズム天国ゴールドをやったり
そんでカラテ家2のパンチキーックのタイミングがなぜか妙にあわなかったり
詰めロードランナーをやってみるも何回かで挫折したり
友人宅で新春ゲーム大会(トランプ)したり
その賞品にサンタンドレ(チーズ)をもらって超嬉しかったり
なんやかやで過ぎました。

そんでとりあえず今年の目標は
2008年に引き続き
 日本全国美術館巡り(?)
を継続することにします。全国なんて全然行ってないし。

昨年はなんとか目標通り200の展覧会に行けました。
今年はちょっと他のこともやらないといけないので100〜150くらいめざします…
基本姿勢は 見たい展覧会+行ったことがない美術館+できれば安いところ で。
それにしても感想メモがすっとばされているのを本当にどうにかしたい。

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2009年1月 2日 (金)

003 「映像をめぐる冒険vol.1 イマジネーション 視覚と知覚を超える旅」

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@東京都写真美術館
所要時間30分くらい

近森 基+久納 鏡子さんの「Tool's Life~道具の隠れた正体」がユーモラスで好きです。
ICCにあった「KAGE」と似てると思ったら同じ人でした。

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002「ランドスケープ 柴田敏雄展」

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@東京都写真美術館
所要時間30分くらい

これも面白かったですよ。
写真って 眼 なんだ
とつくづく思ったりした

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001「甦る中山岩太:モダニズムの光と影」

090102

@東京都写真美術館
所要時間 30分くらい

1/2は無料観覧日なんで行ってきました。

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2009年1月 1日 (木)

謹賀新年

2009web2_2
あけましておめでとうございます。
なんかいつのまにやら新年になっていた。

皆様にとって良い年でありますように。


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2008年12月28日 (日)

200「ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚」

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@NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
一般500円 所要時間20〜30分

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199「ジム ランビー アンノウン プレジャーズ」

081228


@原美術館 一般1000円 所要時間20〜30分

床に貼られたビニールテープはカラーのもあるのかなと思ってたのですが、白黒だけでした。
でもおもしろかったですけど。

2階展示室のドアの作品がよかったです。
半開きになっているドアの軌跡部分にも立体的な面がつくられていて、
床と同じ模様のビニールテープが貼ってあるやつ。
あれを見たとき、あのテープは床の模様なんじゃなくて、空間を占めるものなんだというのを認識しました。

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2008年12月14日 (日)

彼が泊まっているのは、その中でも最も広い(2)

(1)

それで勝手に私の宿泊室が開放されていたのか。しかし一言の断りもないなんて、失礼にもほどがある!
彼はだんだん苛立ちと腹立たしさでいっぱいになってきた。私の服はどこにあるんだ!出発するはずの時間はとうに過ぎている。間違いなく遅刻だ。どうしてくれるんだ。

自棄になってくると、もはや自分がバスタオルをかぶっただけの姿であることも大した問題ではなくなり、とにかく彼はここから出発するための手段を見つけようと、そのままの格好でロビーに出た。周りの客は全く彼を気にしていなかった。
黒い格子門を乱暴に開けたとき、広い部屋の遥か向こうから、観光ツアーの案内人が浪々と言うのが聞こえた。
「皆様が本日この部屋を見学することができるのは、すべてあちらのお客様のご厚意のおかげです。あちらの方ですよ、あのバスローブの!」

彼はますます腹立たしくなり、出たばかりの門を蹴飛ばした。
財布があれば服を買える。でも財布をどこに置いたかもわからない。一番奥の部屋に置いたかもしれない。だがあの人混みのなかを通過するのはもううんざりだ。どこか奥の部屋につながる秘密の通路なんてなかったか?この深い階段の下は私の部屋につながっているのではなかったか?
だが、当然そんなルートは見つからなかった。もう一度部屋に戻ろうと思ったが、探すうちに広大なホテルのロビー反対側まで来てしまっていて、戻るまで長い道のりを歩かなくてはならない。

彼は面倒くさくなって、バスに乗ることにした。ホテルの正面入口から、裏門まではバスで1区間になっている。彼の宿泊室は、裏門からのほうが近いのだ。
正面入口を出ると、ちょうどバスが来ていた。彼はバスタオル姿のまま、それに乗り込んだ。バスはまた妙に混んでいたが、幸い座ることができた。他の誰一人、彼の姿に関心を示さないのは、ホテルの中と同じだった。

バスはすぐに発車した。
まったく。なんでこんなことに。冗談じゃない。
彼はバスの窓から濃い緑の山を眺めながら、今朝の惨状に対してありったけの文句を頭の中に並べていた。しかし、次の瞬間、嫌なことに気づいた。
つまり、バスが止まらずに進んでいくことに。
彼は愕然とした。乗るバスを間違えた。これは特急でしばらく先まで停まらないバスなのだ。

それに気づいたとき、彼はもうすっかりどうでもよくなって、窓に寄りかかり、置いてあった雑誌をぼんやりとめくりながらバスが停車するのをひたすらに待った。それは彼がホテルに来るときに、列車の中で読んでいた雑誌と同じだった。
そういえば財布もないが、料金が支払えない気がする。
知ったことか。あとで適当に考えればいいんだろう。

それから何十分か後に、ようやくバスは停車した。
彼は相変わらずのバスタオル姿で、集団に混ざって降りた。別段料金は支払わなくても良かったようだ。
道路の反対側にわたり、ホテルの方向に戻る逆向きの路線バスが来るのを待つ。
ところで、なんというバス停で降りればいいんだったか。行き先は?

バス停に並んでいた小さな女の子が、彼のバスタオルの裾をひっぱりながら、言った。
「ホテルならここでいいんだよ」
「…ありがとう」
彼はぼんやりと、バスが来るのを待った。
空はすでに、夕焼けのオレンジ色に変わっていた。

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彼が泊まっているのは、その中でも最も広い(1)

彼は都心から離れた、山の見える場所にある老舗ホテルに昨晩から宿泊していた。
周囲は寂れていて何もないが、ホテル自体は洒落た洋館で、年月がたってだいぶ古めかしくはなっているものの、品格がある重厚なつくりをしている。
郊外なだけあって庭もロビーも宿泊室も広々としていて、居心地はなかなかだ。
彼が泊まっているのは、その中でも最も広い部屋のうちの1室だった。広い敷地のうち、1階の半分ほどの面積を占めるその部屋は、ロビーから黒いスチールの門をあけ、重厚なマホガニーのドアをあけたところにある。広々とした部屋には、入口の反対側に専用庭が設けられ、ホテルの裏側の出入り口に出られるようになっていた。

気持ちの良い朝だった。昨晩少し夜更かししたせいか、だいぶ近頃は冷え込むようになってきたせいか、寝心地の良い真白な布団から抜け出すのが惜しくて、自然寝坊気味になる。
しかし今日は出掛ける用事がある。もうそろそろ起きなくてはならない。
仕方がない。彼はしぶしぶベッドをおり、シャワーをあびることにした。
バスルームの扉の前で寝間着をぬぎ、バスタオルを掴んだところで、視線を感じた気がして、彼はふとそちらに目をやった。
いつのまにか部屋のドアが開いている。その奥にはロビーとレストランがあって、そこで朝食を楽しむ老婦人方の姿が見えた。

彼はあわてて扉の陰に隠れる。部屋の中が丸見えだ。何故ドアが開いている?
閉めてこなくては。彼は仕方なく大きなバスタオルをすっぽりと身体に巻いて、ドアのほうに向かった。
と思うと、部屋の中に見知らぬ客が入ってきているではないか。3・4人の男女が談笑しながら、リビングルームのソファを眺めて感心していた。

彼はまた慌ててバスルームの扉の陰に隠れた。
なんだ?どうして勝手に入ってきているんだ?私の部屋なのに。
とにかく服を着よう。こんな格好では間抜けにもほどがある。
しかし昨晩脱いだ服をどこにしまったのだったか。見渡す範囲にはない。
時計の針が目に入った。出掛ける時間が迫っている。
まったく、こんなことをしている場合ではないのに!

彼は服を探して、シャワールームの扉を開けてみた。シャワールームはこの部屋全体からするとさほど広くない。普通の大きさだった。さびた銀色のシャワーが上方についていて、5・6本の管がのびている。その下には古びたバスタブが置いてある。窓はなく、壁は妙に陰気で暗く、冷え冷えとしていた。
彼は顔を顰めて扉を閉め、隣の扉を開けてみた。こちらも薄暗いバスルームだった。やはり古びたバスタブが置いてあったが、こちらは吸血鬼でも入っていそうな棺桶型をしていて、なぜか壁に斜めに立てかけてあった。

彼はなんだか酷く気分が悪くなった。なんだっていうんだ。今朝まではあんなに気分がよかったのに。
そうこうするうちにも、不躾な来客の人数はどんどん増えていった。
彼は広い部屋の隅をうろうろしながら、とにかく服を探してさっさと出掛けてしまおうと思っていた。しかしどこを見渡しても、目当てのものはみつからない。

今や見知らぬ客の集団は観光地のような人数になり、中にはあからさまにツアーのような案内人がいる集団さえいた。しかし観光客たちは、彼のバスタオル姿にはほとんど関心がないようだ。部屋の中を思い思いに見学しては、立派な調度や細部の造りに感嘆の声をあげている。

部屋のデスクのあたりを探しているとき、彼はそこでようやく、この不躾な一団が勝手に入室している理由を知った。そこにはこんな紙が置いてあった。
「この宿泊室は、保存建築物となっております。お客様の善意により、必要な場合は随時一般開放されることをお含み置き下さい」

(2)

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2008年12月13日 (土)

198「セザンヌ主義」

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@横浜美術館 所要時間60分くらい

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2008年12月 3日 (水)

おそろしい子…!


一度は言いたいセリフ

既にちょっと前の情報ですけど
ガラスの仮面が連載再開したという

 何 年 ぶ り なんだよ

もう描かないのかと思ってました 本気で
いや嬉しいですよ
あのマンガは読み返すとやはり面白いです
無駄がなくて

よし見届けるぞ

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2008年11月29日 (土)

197「舟越桂 New Drawing」

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@ANDO GALLARY
入場無料 10分
MOTの近くなんで行ってみた。
スフィンクスとかなんか肩から手が生えている人とか(・・・まもるくん?)
この間の庭園美術館ででてたようなやつ。
舟越さんは好きです。でも彫刻がみたい。

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196「カラーハンティング ブラジル―藤原大+イッセイミヤケクリエイティブルーム&カンパナブラザーズ」「ルイーザ・ビュファルデチ Some Material Flags」

@東京都現代美術館
無料ゾーンということで一括り。

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所要時間 10〜20分
三宅一生はやはり美しいものをつくるなあ。
実は葉っぱスピーカーが一番気になった。

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所要時間 10分
ロビーに大きな旗が何枚も飾られています。
月やダイヤ型などの基本の図柄に「失業率」とか「幸せと感じている人の割合」などの意味が対応していて、各国の社会状況を図柄の面積比率で表してるという。意味を知ったらちょっと面白かったです。
日本は確か「インターネットをよく利用してる人」が多かった…

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193「チャロー! インディア インド美術の新時代」

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@森美術館  所要時間40〜50分くらい?

実をいうと 時間があったら行くか ぐらいのつもりだったんですが(すんません)結構おもしろかった!
そもそもインドの現代美術なんてあまり見たことなかったし。
なぜだかインドなおっさんの顔が模様になってる壁紙ばかり印象に残っています…

あと、これまで天候不順ばかりで出られなかった森タワーのスカイデッキを初体験しました。
これはいいな! ガラス越しに見るのとは全然違いますね。
ちなみに物を落とすと危ないので、カメラ以外は全部ロッカーに預けるように言われます。

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2008年11月23日 (日)

195「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展」

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@東京都現代美術館 所要時間30分くらい

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194「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」

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@東京都現代美術館 所要時間40分くらい

インドのと比べると、あそこまで前面に地域色は出てこないんだなあ…とも思いましたが、それはたぶんインドのおっさんの顔の印象が強すぎたからでしょう。
やっぱり色とかはトロピカルでした。

エルネスト・ネトが好きです。
どうでもいいが閲覧順序がわかりにくい…。

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192「かたちのエッセンス―平松保城のジュエリー」

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@東京国立近代美術館 工芸館 所要時間30分くらい

久々(…というほどではない気もするけど)に

造 形 も え

でした。「スカルプチャー ウェイト」とか。欲しい。
ロビーのところで販売されてたリングかなんかをちょっとしばらく凝視してしまいました。
貧乏だから買わんけどね…。

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191「小松誠 デザイン+ユーモア」

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@東京国立近代美術館 ギャラリー4  所要時間10〜15分

なんかアンケートに答えたらMOMAT鉛筆もらった…

紙袋型の花器はどっかのお店だかネットだかで見たことあったので行ってみましたが、基本的にこういうユーモアのあるプロダクトを作る人は好きなので楽しかったです。

マグリット「赤いモデル」へのオマージュ作品がありましたね!あれは知らなかったなあ。

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190「沖縄・プリズム 1872-2008」

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@東京国立近代美術館  所要時間40〜50分くらい

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189「蜷川実花展ー地上の花、天井の色ー」

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@東京オペラシティ アートギャラリー 所要時間30〜40分

鮮やかなんだが、黒や暗い色が結構な率で入っているので、全体の印象があのどぎつい感じになるんだなあ。でもそこが綺麗です。
色面構成的なところとか、花びら散らして画面を埋めたりするあたりの気持ちがわかる気がしました。

若い人がやたらに多かったですよ。色の鮮やかさもさることながら、モチーフや要素のファッション性というかサブカル性というか、そういうところがやはり若者受けするのか。

それにしても感想を「KAWAII」で済ますのには食傷気味です。
便利なんだけどな。適用範囲広すぎじゃね? しかも「とりあえず肯定」だけでなく「とりあえず迎合」まで入ってるからうっかり信用して良いのやら。

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